本文へスキップ

住宅診断(ホームインスペクション)、住宅調査、内覧会立会い・同行、雨漏り調査、住宅メンテナンスのご相談

TEL. 050-5824-4322

〒192-0352東京都八王子市大塚343

建物の基本BASIC

建築基準法やその他の関係法令は、大地震の都度、強化された法改正がなされます。その為、現在の建物は昔に比べ飛躍的に耐震性に富み、省エネルギーで、工法や建材も素晴らしく発展を続けております。
しかし、設計がしっかりしていても、施工がお粗末では本末転倒であり、残念ながらその様な建物も数多く存在します。

建物の構造

建物の材料として多く使われる物は、木・コンクリート・鉄が主な所となります。
それぞれの素材には長所、短所があり、住まいを選ぶ際に基本的な構造(不動産チラシの概要にある「〜〜造」の部分)を理解しておくだけでも、大切な要素となると思います。

木造


日本は四季があり、温度、湿度が一年で大きく変わります。その様な多彩な変化に木材は非常に適しています。
木材は、
軽くて強い湿度調節機能がある加工が容易断熱性が高いと言った利点があります。反面、火に弱い為、火災には注意が必要です。また、漏水等により含水率が上がると、腐朽菌が発生して腐ってしまったり、シロアリによる食害でスカスカにされ、構造体としての強度を保てなくなる等があります。
一般的に木造は地震に弱いイメージがありますが、その様な事はありません。
基本的に建物の形状や窓開口の位置、大きさ、耐力壁の配置バランスなどが適切であれば、とても強い家になります。(勿論、適切な設計、施工が前提にありますが)
現に地方では100年物の古民家がざらにありますし、古い有名なお寺などは、それこそ1000年もの間残ってきたものも有ります。ただし、そこには適切な維持管理、メンテナンスが重要なのは言うまでも有りません。
日本の一般的住宅の寿命は30年と言われますが、こまめに気遣ってあげて、ダメージは早期発見し、必要な修繕は適切な時期に行う事で、もっと使い続けて行く事は出来るはずです。
主な構法として大別すると、在来構法(軸組み構法)、枠組み壁構法(2x4など)が主に使われています。
軸組み工法は柱と梁を組み上げ建物を支えます。
その為、筋交いを入れる壁の配置バランスと床等の水平構面によって地震に耐えますので、そこをクリア出来れば間取りの自由度は非常に高いのが特徴です。
また、上棟が早く、先に屋根が出来上がる為、施工途中に大事な構造体を降雨から守りやすいメリットも有ります。
現在は複雑な接合部のカットは工場でコンピューターカットがなされています。その為、現場では組み立てのみで電動工具の発達もあり、非常に省力化されているので施工も早くなっています。しかし、それは機械によるものなので部材の精度の高さを得られるメリットの反面、技術を必要としなくなってきている為に、皆さんがイメージする様な、本当の大工と言える技術を持った職人さんが数を減らしているデメリットを生んでいます。
対して枠組み壁構法は、構造用の合板で壁を囲う事で強度を出します。
空き箱に蓋をすると強くなるのをイメージすればわかりやすいでしょう。その為非常に頑強になりますので、地震に対して比較的強いと言えます。反面、壁が構造上重要な部分になる為、大きな開口が設けにくい、間取りや形状が制約を受けると言った欠点があります。
また、手順的に最後が屋根となる為、施工途中の降雨に構造体をさらしてしまうのもデメリットです。
軸組みに対すると、技術的な難易度は低い為、粗雑な施工になりがちである事に注意が必要です。

他にもユニット式やパネル式、軸組み壁構法と言えるもの等、多彩なバリエーションも有ります。

鉄筋コンクリート造

所謂RC造と呼ばれ、鉄筋を組み上げ、コンクリートで覆った構造体です。
この鉄とコンクリートは非常に素晴らしい相性を持っており、鉄は
引っ張りに強い長所に対し、錆びる火に弱い短所があります。対してコンクリートは圧縮に強い長所に対し、引っ張りに弱い短所があります。
つまり、鉄の引っ張りの強さがコンクリートの引っ張りの弱さをカバーし、火に弱いなどはコンクリートが覆う事でカバーをする。見事にお互いの短所を補っている関係なのです。ちなみに、コンクリートはアルカリ性の為、鉄筋を錆から守ります。(コンクリートが長い年月の内に大気の酸素により中性化するまで)
それだけでは無く、どの様な建材も日射等により温度が上昇すると膨張し、下がると収縮しますが、この「熱膨張率」(膨張、収縮の割合)が、鉄とコンクリートでほぼ等しい為、一体化しても何ら問題は無いのです。

コンクリートはセメント・水・骨材・混和材等の混合物で、水和反応により硬化していきます。その硬化過程で0.1%程度収縮します。その為、表面に引張力が働き、ひび割れが起きる事があります。また、地震などの応力などによっても力の掛かる部位にひび割れを起こします。それを防ぐ事は出来ない為に、あえてひび割れる様、意図した部位に目地(割れやすい様、鉄筋を切断した部分)を設け、無作為なひび割れを防止する策を取っています。
ひび割れの大きさや種類にも依りますが、概ね、ひび割れ自体には大きな問題はありません。(好ましくも有りません。)しかし、前述の鉄筋の発錆の問題には影響があり、ひび割れから炭酸ガスや雨水などの水分などが進入すれば、コンクリートの中性化は早まり、さらに鉄筋はさびてしまい、鉄は錆びると膨張する事から、コンクリートを破壊してしまいます。
RC造は、まだ100年程度の歴史ですが、ひび割れとの戦いの歴史でもあります。

鉄骨造

所謂S造と呼ばれ、イメージ的には木造の木の部分を鉄骨に置き換えた構造体です。鉄は非常に優れた材料であると言え、圧倒的に強度が高い事が挙げられます。コンクリートや木材に比べ10倍〜200倍の応力度を持っている程強い材料です。また、剛性も高い為、変形をしにくく、靭性も高い為、非常に粘り強いのが特徴です。つまり、様々な力に耐える強度を持ち、変形もしにくい、かつ変形してもなかなか破断をしない、建物の構造体として好ましい性状を持っています。
その事から高層建築物に良く採用されています。
しかし、どの様な材料にもデメリットはあります。鉄ですから、やはり
錆やすい。また木材と同様火には弱い。また熱伝導率が高いと言った事があります。その為、錆に対しては防錆塗料やメッキを施したり、わざとはがれにくい安定した錆による皮膜を作る耐候性鋼といった物や、錆びにくい材料を混ぜたステンレス鋼などがあります。住宅用途では防錆塗料を塗った鉄骨の使用が一般的です。
火に対しては自慢の強度や剛性も半減します。その為、ロックウールなどを鉄骨に吹きつけ、巻き付けるなどをして、鉄骨の温度上昇を防ぐ事が必要になります。
熱伝導に関しては、壁などを貫通する場合(例えばバルコニー等の壁からのはね出し部)などに注意が必要になります。熱橋(文字通りの熱の橋渡し)により、外部の熱が内部に運ばれてしまう為、結露を起こします。漏水と言われ調べてみたら、結露だったと言う事も良くあります。

バナースペース

すみれアドライフコンサルティング事務所

〒192-0352
東京都八王子市大塚343
TEL. 050-5824-4322
FAX. 042-670-3273

E-MAIL.info@sumire-adlife.com

クイックリンク
一戸建てに関するサービス
マンションに関するサービス
その他に関するサービス
新着情報・FAQ
サービス料金一覧
豆知識